2次補正予算案
新型コロナウイルスの感染拡大に対応するための31兆9114億円の二次補正予算案が昨日、閣議決定されました。
自民党として議論、提案を積み重ねてきたものがほぼ反映されています。
一次補正で効果があるものは予算を積み増し、また対象や使い勝手等についての運用改善を図りました。また対策が不足している分野については新たな支援策を計上しました。
宣言解除に至った国民の皆様の努力を無駄にすることないよう、この二次補正予算を早急に成立させ、実際に使ってもらう実効性が重要です。
ウイルスの終息と経済の再生の両立は、宣言解除後のこれからが勝負です。
私が積極的に尽力した施策に、農業者向けの「経営継続補助金」と文化芸術団体向けの「活動継続・技能向上等補助金」があります。
経済産業省の「小規模事業者持続化補助金」を参考に、新たに創設したものです。
既に給付が始まっている持続化給付金のように50%の収入減の要件はなく申請できます。その分、事業を継続するための計画書等は必要になりますが、コロナの二次感染等に備えての準備、もしくはアフターコロナを見据えての新しい取組み等、何か知恵を絞って、考えて頂きたい。
販路開拓やICTを活用した新しい設備導入、感染防止のための非対面の取り組み等、今後の取り組みを支援するための補助金です。
補助金ですので一部自己負担はありますが、最大150万円、共同申請の場合、最大1500万円です。
文化芸術関係者は、オーケストラや劇団等での共同申請もできますし、フリーランスや実演家、技術スタッフ等も申請可能です。
巨額な予算も、使って頂いて効力を発揮します。